地方と都会のアルバイトに見る賃金格差の実態

日本は意外と国土が広く、北海道と沖縄では気候も文化もかなり違っている。平均賃金も最低賃金も、地域によって多少は差が出てきて当然だろう。まったく同じ仕事内容であっても、一般的に都会では給料が高く都心から離れる場所ほど給料が低くなっている。これは、人件費も物価に引っ張られて上下する性質のものだからだ。
都会ではアルバイトを募集すればすぐに人は集められる。したがって賃金が安くなるかと言えばそういうことでもないのである。地方はあまり人が来ない割には、賃金が安いのも不思議なものだ。
私が参考にしたデータでは、東京が最もアルバイトの時給が高く、沖縄が地方の中でも最も時給が安いという結果が出ていた。格差は外国に比べるとそれほど大きくはないが、職種によっては倍以上違うケースもある。コンビニバイトのような全国チェーン店での仕事でも、給料に差が生まれることが多い。もちろん仕事内容はほとんど同じでだ。多少田舎のほうがゆったりペースで仕事ができるかという程度の差しかない。ただ、地方は家賃も物価も安いため、賃金が低くても生活に困ることはない。一方、都会は時給が高いと言ってもその分家賃も高いため、決して贅沢ができるわけではないのだ。生活をしていく上では、あまり気にする必要がない程度の格差で収まっていると言えよう。
外国のように労働者の不満が爆発するほどではないのが現実だ。むしろ日本では正社員と非正規社員の格差のほうが問題視されている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です